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勉強させて頂きます、という傲慢。 (No.1013)

地域活性化分野では常にあらゆる局面で「勉強させてもらいます」という人が出現します。

基本的にこの手の人は常に受け身です。こうしたらどうかという話をすると素直に「そうですね、じゃあそうします」という話が出ますが、自分から「こうしていきますね」という話が全く出てきません。会議においても発言はあまりしないし、したとしてもそれまでの話の流れをなぞる内容で、その人が発言した意味がほとんどありません。ある種の空気読みの名人とも言えます。

プロジェクトにおいても別に不真面目というわけでもないものの、全く言われたこと以上の行動には出ない。

言われたことは比較的そのままやるので周りの人たちも厄介な人扱いをしないので、そのうち自然とその活動に常にいるようになったりします。けど常に「そういう事例をみてみたい」とか「こういう人の話を聞いてみたい」とかそういう話ばかりで、自分から問題を指摘して解決策を提案するのではなく、他の人がやっていることをなぞろうということばかりを言う。何かきめるのに必ず会議をやるといい、皆の意見を出しあうことばかりを繰り返す。依然として自分では何か興そうとしない。

そして常に様々な人に対して「勉強させて頂きます」「勉強になります」ということを言い続けます。

正直なところ、自分で何かをやるわけでもない姿勢でずーっと「勉強になります」とか言い続けるのって、一見謙虚な姿勢を見せているようで、私は大変傲慢だと思うんですよね。

誰も貴方の勉強のためにプロジェクトにかかわっているわけでもないし、むしろ貴方の勉強なんてことは全くどうでもよくて、そんなものをプロジェクトに持ち込んで欲しくないのです。真剣に問題を解決したり、目標を達成するために尽力して頂きたい。たとえ貴方の勉強になったとしてもプロジェクトが失敗したら話しにならないのです。

まちでの取り組みは、自己啓発セミナーでも研修でもないわけです。
自分の勉強のために関わろうという姿勢自体が傲慢であることを認識した上で、ぜひまちに出て欲しい。
参加する以上、チームに自らが貢献できなければなりません。

最初にかかわったまちづくりでも、その他の地域においても唯一自分として気をつけているのは、自分としての意見を常に持ち続け、自分として必要だと思うけど誰もやらないことを率先してやるということです。そのように先輩方の姿勢からも教わりました。お前はどう思うのか。お前は何をしたいのか。常に問われ続けながらでした。毎回の会議も真剣勝負、しょうもない意見をいったら次から出してもらえませんでした。

one for all, all for one が成立しないチームに地域での取り組みをやり通すことはできないのです。
チームに参加するメンバーは、自身の勉強ではなく、しっかりとプロジェクトの成果を、成長を考えて行動していく必要があると思っています。

 
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